粗大ゴミ処分、コロナ渋滞で花見

今年4月上旬、下宿をしていた息子が自宅に戻ってきた。狭い自宅に単身者用の家電やタンス、ベッド、本棚が一気に持ち込まれた。不用品回収に料金や相場が神戸ではどんなにもどれも1人用なので、4人家族のうちでは使えない。もったいないが処分するしかないと、車に積み込んで、市のごみ処理施設であるクリーンセンターに向かった。ところが予想以上の大渋滞。いつもはほどんど車が混まない街のハズレの道路に車がいっぱい。自分の後ろにもどんどん車がならび、抜け出せない。この時期は転勤や新入学でゴミの処分が多いことは知っていたので、あらかじめ覚悟はしていたのだが、その予想をはるかに上回る渋滞ぶりだった。後で知ったが、今年は新型コロナウイルスの影響で、自宅ライフを快適にしようと、多くの家庭が自宅で断捨離を進めたため、例年以上にクリーンセンターへごみを持込む人が増えたそうだ。渋滞していて何十分も進まない道、ため息を付きながら、車の窓の外を見たら、道の両脇に植えていた桜が満開でとてもきれいなことに気がついた。ちょうど桜の花見の時期だったが、コロナで花見の計画も取りやめにしていた。ゆっくりと満開の桜を見ているうちに心が和み、渋滞にハマったイライラが落ち着いてきた。ちょっと得した気分だった。